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ヒヨの闘病生活-1

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写真と本文とは関係有りません

ヒヨが病気になりました。

健康のバロメーテーである赤いトサカもどす黒く小さく情けなくなりました。

尾羽も下がり腰も落ちてきています。

ニワトリの集団は厳しいもので、弱ったり気の小さい奴はすぐにいじめの対象になります。

一番のいじめられっ子のガアにまで突かれる有様なので、

とうとう家の中に収容する事になりました。

「奢れる者は久しからず、只春の夜の夢の如し」

 栄華を誇ったヒヨ帝国の崩壊の時がやって参りました。

久しぶりに抱いて分かったのですが、

あれほど重かったのに片手で軽々持てるほど痩せています。

「戯れにヒヨを背負いてそのあまり、かろきになきて三歩歩めず」

の心境であります。

胸骨が浮き出て上半身はガリガリですが腹は異様に膨らんでいます。

腫れた部分を撫でさすりながらあれやこれや考えました。

① 内臓の病気なのだろうから、おそらく目薬、消毒薬、オロナイン、などは効かないであろう。

② 風邪薬は無意味だろう

③ 頭痛薬はすててよい

④ タムシチンキは場違いだ

⑤ 胃腸薬は良いかも知れぬ

⑥ 浣腸は、ほどこしてみる、価値がある?

⑦ 浣腸は、どうゆう風に、したら良い?

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腰はシャコタンになり、羽も抜けてぼろぼろに、
たまに外に出すと仲間の居るねぐらへ向かおうとするヒヨ


私は子供の頃野鳥を飼っていた事があります。

現在は野鳥を飼うのは特別な許可が無い限り違法なのは分かっているので当然しませんが、

当時はそんな認識がまるで無く、

毎日裏山に登っては周りの大人とか兄の友達とかに連れて行ってもらい

罠を仕掛けてたくさんの鳥を捕まえては飼育しておりました。

そんな中で鳥の病気についていろいろ教わったのですが、

一番多い病気がフン詰まり(要するに便秘のこと)だと言うのです。

「小鳥はフン詰まりになるとすぐに死んでしまうから餌には気をつけるように」

この言葉が私の鳥に接する場合の基本になっているような気がします。

教育とは恐ろしいものです、その人間の一生を左右しかねません。

そんな訳ですので私の思考回路は、腹が膨れる→フン詰まり→浣腸→完治→歓喜

となります。

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ヒヨがいなくなったので大きな顔をするようになった第2勢力サマランチとガア。
デッキの手すりに乗せてお菓子などをあげていたら、何か餌が欲しくなったら手すりに上るようになりました。
餌に関する事は学習が早いようです

しかしながらここで1つの問題にぶち当たりました。

知っている方は知っているのですがニワトリの肛門はへんてこな形をしています。

例えば人間の上唇を下唇の上にかぶせた状態と言えばよいのか、何と形容すればよいのか。

とにかく横に長く大きく、肛門と言うよりあれは口です。

その口にどうやって漏らさずイチジク浣腸を施せば良いのでしょうか。

ガムテープで横をふさぎますか?

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写真と本文は関係ない時があります

そんな事を考えている時、ふとテレビのニュースが目に入りました。

ニワトリが映っています。

何やら病気の報道みたいです。

ちなみにテレビにニワトリが映ると我が家の人間は一斉に画面を凝視します。

そしてニワトリの何でもない動作に大笑いするのです

「あ、はっはっはっ~ウチのニワトリと一緒だあ~」(当たり前です)。

私はテレビのボリュームを上げ聞き入りました。

アメリカの話ですがニワトリの伝染病が発生して大量に死んでいるとの事。

そしてその症状は・・・・

「フム、フム、ナニ、ナニ?ウン、ウン、そうそう、その通り」・・・・

「こ、これはマズイ、ヒジヨーにマズイ、ヒヨにそっくりではないか」

その{なんとか、かんとか}(その時は病名を覚えていたのですが今はさっぱり思い出せません)

と言う病気は伝染性が強く危険だと報道されていました。

私はすぐさま受話器を取り上げ動物病院に電話したのでした。

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写真と本文は関係ない時があります

おそらく私よりその先生があわてていたようです。

(関係ない話ですが私は一瞬でこの人はいい人だと確信しました)

もしヒヨの病気が、{なんとか、かんとか}だとすれば大変な事で、

まず保健所に連絡をし、次に我が家の周囲何キロかを道路封鎖。

それから周辺を徹底的に消毒、我々家族とひょっとしたら隣近所の人たちまで

隔離されると言うことでした。

(それから何年かして鳥インフルエンザが急激に話題となり、

その症状とか危険性とかはかなり認識されるようになりましたが

当時はまったく分かりませんでした)。

まるで戦闘ヘリが空を舞い、迫撃砲が飛び交い、

自衛隊が出動しそうな勢いにタジタジとなり、

もう聞かなかったことにして、このまま電話を切ろうと思ったのですが、

すでに住所と名前、電話番号まで伝えてあったのでしょうがなく

先生の指示どうり行動をしたのでした。


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実は先生が慌てるのも無理も無い話しで、

何年か前に隣町でこの病気が発生したそうです。

その時はたいした広がりを見せずに終息したのですが、

一度有る事は二度有るので必要以上に心配したのでしょう。

話をしている間に先生も何時もどおりの落ち着きを見せ

(初めて話をするので何時もがどんな様子か知りませんが)

これからあなた(私のこと)がどう行動すべきかを冷静に細かく教えてくれました。

さすがは医者であります。

まず鳥の専門医を紹介され、そこに電話するようにと命令があり、

そこの先生の指示があるまで、

「けっして動くな、触るな、人と会うな、じっとしていろ、歯を磨け」との事なので、

電話をしました。

専門医は事細かにヒヨの症状を聞き、

「恐らく伝染病の疑いは少ないと思われますが、

念のためダンボールなどの箱に入れ連れて来てください。

そして病院に着いたらけっして先にニワトリを持って中に入って来ないように、

まずあなたが一人で先に来てください」

私の頭の中ではまだ敵のアパッチ戦闘ヘリがミサイルロックを解除しておらず、

何時攻撃されてもおかしくない状況だったので

「はは~おっしゃる通りにいたしますです」

と、ひたすら必要以上に低姿勢で対応に当たりました。

地図を調べ病院を見つけ、車を運転して女房と二人で病院に着いたのは

それから2時間後の事で、もうすっかり日は暮れておりました。

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